高知市薊野にあるトリアス鍼灸接骨院、戸田です。

今日はカッピングの、施術後の反応についてご説明させて頂きます。

 

カッピングをした後、丸く赤いあと(溢血斑)が残ります。 

同じ圧力で吸引しても部位によって色の濃さが異なります。

滞った血や老廃物が多い部位の方が色が濃く出ます。

 

個人差はありますが、初めて受けた時はあとが消えるまでに3日~1週間程度かかります。

繰り返しカッピングを受けることで血行が良くなり解毒されていくので、色もあとが残りにくくなり、体調が改善されてきているのを感じていただけると思います。
お血や古血以外の理由で痛みなどがある場合、いくら強く吸引しても色は出ません。色が出なくても改善されていきます。

カッピング後の反応

施術後は身体が軽く温かく感じられたり、痛みなどの症状が改善した感じがする好ましい反応を実感されると思いますが、なかには若干の不快感を感じるケースもあります。これは「好転反応」で改善に向かっているためです。1、2日で落ち着きますので心配ありません。

 

<主な反応例と理由>
だるさ⇒①血行が良くなったため心臓への血液の流れが増加した 。②神経や内分泌、ホルモンの調整が行われたため、各臓器が活性化し疲労物質や老廃物の排出が活発になった。

ふらつき⇒吸引により血管が拡張するため一時的に貧血のような症状が出る(吸引する強さや面積にもよりますが、慣れるまでは軽く時間の短い吸引から始めることをお勧めします)

お腹がすく、眠くなる⇒カッピングにより体をリラックスに導く副交感神経が優位になる。

かゆみ⇒血行が促進されデトックスしているためと考えられる。
(まれに水泡ができる場合がありますが1週間程度で治ります。水泡をつぶしたり、針で刺して中の水を抜くなどはしないで下さい。つぶした所から雑菌が入るなどの感染症を防ぐためです。保護するためバンドエイドなどを水泡が治るまで貼ることをお勧めします。水泡ができた方は、次からはもっと弱い吸引で時間も短めにして様子を見ます。)