今では夫婦の5組に1組が不妊の検査や治療を体験しており、その数は年々増え続けています。

ー4人に1人が不妊治療で退職ー

仕事をしながら不妊治療をしていた女性の23%が、仕事と不妊治療の両立が困難になって退職したり、転職しているようです。

なぜ、退職を考えなければいけないのでしょうか。

理由の一つとして考えられるのが、不妊治療に伴う通院です。

卵子の状態によって急遽、治療することを求められるケースがよくあり、事前に仕事や通院のスケジュールを立てにくいのです。もっとも、治療のために丸一日、仕事を休む必要がない場合もあり、働きながら不妊治療を続けていた女性の中には「時間単位で有休が取れると助かるのに……」というものが多いです。そして、仕事と不妊治療の両立に苦労するうちに、「無理に両立させてイライラするよりも、いっそのこと退職して治療に専念したら……ひょっとしたら子どもができるのではないか?」という悩みにつきあたります。

仕事のためにたくさん我慢したり、あきらめたりすることが評価されるのは、どう考えてもつらい社会でしかありません。

 

今、「働き方改革」が叫ばれています。国がこのワードを掲げて改革を推進しようとしているのであれば、これを私たちは、自分らしい働き方、暮らし方を実現させるチャンスにしたいものです。