トリアスプラス代表、西野です。

妊娠するために重要なこと、その一つに子宮内膜の厚さがあげられます。

子宮内膜とは、受精卵が着床する場所であり、子宮内膜が薄い状態では、着床しにくくなるからです。

理想的な妊娠には、子宮内膜を厚みのある3層構造になっていなければなりません。
3層とは、月経の時に脱落する緻密層・海綿層と、脱落しない子宮本体に張り付いている厚さ1mmほどの基底層で構成されています。

妊娠するために必要となる理想的な子宮内膜の厚さは8mm以上です。

 8mm以上ないと妊娠しないというわけではありませんが、不妊治療をおこなっている人の子宮内膜は比較的薄く、着床しにくい傾向にあります。

 当院では、一般的な不妊症に対する鍼灸治療でおこなう骨盤内の血流循環を改善させる治療だけではなく、意図的に卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌を整え、子宮内膜を厚くさせ着床しやすい状態に促していきます。

西洋医学で一般的にいわれる理想的な子宮環境とは、「妊娠を阻害するような内膜症、筋腫がなく、排卵時に子宮内膜が10mm以上あること」だとされています。 しかし、子宮内膜に関しても色々な見解があり、厚さだけに固執する意味はないと思います。現に子宮外妊娠では内膜が薄い卵管に着床する訳ですから、内膜が薄いから妊娠しないともいえないのです。 また、子宮筋腫や内膜症があっても妊娠し、出産に至る方も大勢いらっしゃるのですから、それが妊娠を阻んでいる唯一の問題とはいえません。 ただし重度の場合は摘出しなければならないこともあるので、医療機関の検査や治療法を選択するケースももちろん存在します。

では、東洋医学的に理想とする子宮環境とはなんでしょうか?
それは、いつも温かく、内膜のベッドがふかふかした子宮です。 その環境は、酸素と栄養を運んでくれる血液の循環が充分にあり、気の流れもスムーズであることによって保たれます。 畑に例えると、ふっくらと充分に耕された土、よく染み込んだ肥料、やさしい雨が適度に土を湿らせ、太陽が心地よく畑を照らし、これから植えられるであろう種を待っている状態です。 抽象的なようですが、卵の気持ちになれば、このような子宮が発育に適した環境であることは感じていただけると思います。

鍼灸治療ではこの理想的な子宮環境を作るお手伝いができるのです。