高知市薊野西町にあるトリアスプラスの戸田です。
 
 

8月17日、続けて嬉しい報告がありました!

 
 
31歳、妊活期間2年10ヶ月のKさん。
 
 
人工授精から体外受精へステップアップ。
転院後、抗精子抗体強陽性、甲状腺機能亢進症が発覚しました。
 
 
Kさんは身体が冷えやすいが、暑がりで手足がほてったりし、髪がよく抜け、月経前の頭痛・胸が張る、精神的に不安定になる月経前症候群、月経周期が早くなったり遅くなったり不順の症状が主で、「気滞」という身体の中の必要なエネルギーの流れが悪く、滞ってしまっている体質でした。
 
 
手足のほてりやのぼせは、身体の栄養や潤いとなるものが不足して身体の中で余分な熱がこもってしまう症状です。
 
 
 
基礎体温でも、低温期が36.5°以上と高くなり、ガタガタしてるタイプでした。低温期が高くなるのは、上のような症状が出てしまっている時や卵巣機能の低下、排卵誘発剤などの影響も関与しています。
 
基礎体温が全体的に高いのはあまり良い状態ではありません。
 
基礎体温が高いと良いと思っている人も多いですが、36.5°以下の低温期が、卵胞が成長する良い環境になり必要なのです。
低温期36.5°以上の人は卵の質が悪くなりやすいです。
なので、若くても腔胞が多かったり、受精しても分割が止まりやすいなどの症状が、他の場合に比べて多いです。
基礎体温はあくまでも目安ですが、自分の体調を表してくれるものでもあります。
 
 
Kさんも初めての採卵では、低温期が高く、たくさん取れましたが、受精がうまくできなず、胚盤胞まで育ってもグレードが悪く、凍結卵に1つもできませんでした。
低温期によって卵の質が悪くなってると判断し、2回目の採卵に向けて、不妊整体鍼灸と漢方で身体作りを4ヶ月半していきました。
 
 
 
2回目の採卵では、無事凍結卵もでき、初めての移植でご懐妊されました!おめでとうございます♪
 
内膜の厚くなりずらさも気にされていたので、自宅施灸でもアプローしていきました!
 
 
これからもKさんを見守っていきたいと思います。