~男性の初診はどこで受ければいいの?~

不妊症の原因のほぼ半数は男性にあるとされており、それを男性不妊といいます。

さらにその原因は精子に問題がある場合と、性生活に問題がある場合の大きく2つに分けられます。

このうち精巣で精子が作られる過程に問題がある「造精機能障害」は、男性不妊の9割以上を占めています。

この場合、精子の数が少なくなったり運動率が悪くなったりしますが、重症の場合には精子が全く作られないこともあります。

また精子が作られているのに精液に精子がいない場合は、精子を運ぶ路、すなわち精路に問題があると考えられます。

性生活に問題がある場合は性交障害と考えられ、その要因は器質的、心因性の二種類があり、心因性要因の場合は心理療法が必要になります。

【精子の減少&運動率の低下を引き起こす原因】

①長期間にわたる睡眠不足

②ヘビースモーカー

③肉体的疲労

④強いストレス

⑤風邪やインフルエンザなどによる高熱

⑥高血圧などの生活習慣病

⑦緊張状態

⑧アルコールの飲み過ぎ(二日酔い)

⑨潰瘍性大腸炎の薬などの服用

⑩精路の感染症

~産婦人科の不妊外来や、泌尿器科で診察を受けよう~

男性に不妊原因があるかどうかを調べるには、女性と一緒に産婦人科の不妊外来を受診するか、泌尿器科を受診して精液検査を受けてください。

もし問題があれば泌尿器科でさらに精密検査を受ける必要がでてきます。

男性不妊にも力をいれているクリニックの中には精密検査まで行うところもありますが、不妊外来と提携しまついる泌尿器科で行うことが多いようです。

~男性の不妊外来ではどんな診療が行われる?~

クリニックを受診するとまず最初に問診があり、夫婦生活についてや射精の状態などを聞かれます。

さらに視診や触診を行う場合もありますが、必ず行われるのが精液の検査で、クリニックの採精室やトイレでマスターベーションによって専用の容器に精液を採取します。

クリニックでの採取に抵抗がある場合、自宅から持参しても構いませんが、検査の2時間以内に採取する必要があります。容器は冷やしたり温めたりせず、人肌程度の温度に保ってください。

~男性不妊検査の流れ~

①精液検査

もっとも基本的な検査です。

クリニックで採った精液、または持参した精液を精子計算盤にのせ、顕微鏡で観察して精子濃度や運動率を調べます。

②視診・触診

精巣の大きさ(精巣容積)を計測したり、触診により精索静脈瘤などの有無を確認するほか、肛門からの触診による前立腺の腫大の有無の確認を行うこともあります。

またサーモグラフィで精巣の温度が高くなっていないかを調べ、精索静脈瘤の有無を調べたりもします。

③ホルモン検査

血液中のホルモン検査を行います。

男性も脳下垂体から、精巣での精子の産生を調整するFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体化ホルモン)がでて、また精巣からはテストステロンという男性ホルモンが産生されています。

精液所見が悪い場合には、これらのホルモン値からその原因を推測することも可能です。

④精巣生検

無精子症の場合に行われる精巣の組織検査で、最近は「精巣内精子抽出法」などとあわせて行うことが多くなっています。

その際に精子があれば抽出して凍結保存の上、顕微授精に使います。

⑤染色体検査・遺伝子検査

無精子症や重症の乏精子症の場合、血液を採取して染色体検査や遺伝子検査を行うことがあります。

 

【男性不妊で治療希望の皆様へ】
 
 
トリアスプラスは女性専用の、女性鍼灸師による不妊治療専門院ですが、男性不妊、EDなどの症状でお悩みの方の治療も受け付けています。
 
男性不妊・ED等の治療に対しては、男性の施術者が治療にあたらせていただきます。 
 
精子の数が少ない、動きが悪い。EDかもしれない。

不妊治療を始めるときに、検査で原因を特定する必要があります。

精巣静脈瘤のように、原因がわかる場合、手術などの選択肢があります。しかし、検査をしても男性不妊の原因がわからないこともあります。

残念ながら、精子の数を増やす薬はありません。それなら、精子を作る環境を整えていくことを考えてみてください。

お悩みの方、まず自分の体と向き合う時間をつくっていきましょう。