【ストレスコントロール】

~うまく発散させ、上手につきあいましょう~

強いストレスを受けると、排卵を促すホルモンの分泌指令がうまくいかず、排卵が起こらなくなることがあります。

この無排卵症は一時的なもので、ストレスがなくなってホルモン分泌が正常になれば、排卵は起こるようになります。

しかし強いストレスに常時さらされていると、他の臓器からSOSサインがでることにもなりかねません。

ここでは、不妊に関するストレスを一緒に考えていきましょう。

■パートナーへのストレス

不妊治療をするにあたって、一番の協力者であり理解者であってほしいパートナーに不満があるとしたら…。

「治療で大変なのは私ばかり」「私と同じくらい真剣に考えているの?」など、自分だけがつらい思いをし、一人で戦っているような気分に陥っている人がたくさんいます。

これは体のしくみが違うように、本能や思考回路が別物であるがゆえのすれ違いなのかもしれません

女性は出産のタイムリミットを本能的に感じ、1回の月経周期をとても大事に思うのに対して、男性は「いつかできるだろう」と制限を感じずに構えていられるものです。

また女性が不妊治療で受ける、どこか屈辱的な気分や劣等感などは、男性には理解しづらいものでしょう。

ですから「全部分かってほしい!」とは考えない方がいいのかもしれません。

もちろんそばに寄り添い、女性の気持ちに同調してくれる男性もいるでしょうが、実はほとんどの男性が何気ない態度で、この不妊治療を乗り越えていこう、と考えているのです。

■二人の気持ちを伝え合おう

パートナーの彼は、生理がきて奈落の底にいるあなたにプレッシャーを与えないよう、話題にしないようにしているのかもしれませんし、一緒になって一喜一憂してはいけない、と考えているのかもしれません。

あまりに孤独感があるならば、つらい気持ちを話し、ストレスを共有してもらいたい旨を正直に伝えてみましょう。

温かい言葉を一つかけてもらうだけで、心のよりどころができ、また頑張ってみよう、という気持ちにもなれるものです。

男性も無関心を装うのではなく、パートナーの心のケアをしっかりし、思いやりの言葉をもつことが、不妊治療を乗り越えるカギとなります。

■ストレス解消法

長い間不妊治療をしていると、様々なストレスにぶつかります。

そんな時は自分なりのストレス解消法を作ってみましょう。

通院の日はご褒美にケーキを買うとか、焦りや不安や嫉妬などマイナスな感情に陥ったら、明るい色の洋服を買ってみるなど、ストレスを感じても長く自分の中に溜め込まないことが大切です。

妊婦さんに対して複雑な気持ちもあるでしょうが、その気持ちを積み重ねて「見たくない」とネガティブな感情に発展させるのではなく「私の1年後の姿だわ」と前向きな発想に転換し、心を軽くするひと工夫を試してみませんか?