~精子や精子を運ぶ精路に問題があって、妊娠にいたらない男性側のトラブル です~
精子の数が少ない、精子の運動率が悪い、
このような場合、
これでは性交のタイミングがいくら合っていたとしても、
その原因には精巣で精子が作られる過程で何らかの問題が生じ、
男性因子とひとくくりに言っても、
精子の状態を調べるためにまず行われるのが精液検査で、
これで精子の数、運動率、奇形率などの詳細が分かります。
WHO(世界保険機関)
ある日は1mlあたり精子が100万個しかいなかったのに、
特にストレスがかかっていたり寝不足だったりした場合には、
検査で悪い結果となってもすぐに男性因子と決めつけず、
また精子の状態によって、乏精子症 、精子無力症、奇形精子症、無精子症、
男性側の不妊原因の90%以上が精子を作る機能に障害がある「
そのうちの約半分は原因が特定できますが、
精液検査の結果をもとに薬物療法や外科手術、
精液検査の所見は、定められた基準で評価されます(WHO)
●乏精子症
(精子の濃度が15×10⁶/ml以下)
精液中に精子を認めるが、数が少ない症状。
●精子無力症
(精子運動率が40%以下、
精子数は正常であるが、精子の運動率が悪い症状。
●精子奇形症
(正常形態精子が4%以下)
元々精液には奇形精子が多く含まれるが、正常精子が5%
●無精子症
(射出精液中に精子が全くない)
造精機能障害の中でも重い症状。
無精子症は、大きく2つのタイプに分かれます。
睾丸の造精機能が不足している場合(非閉塞性無精子症)と、
同じ無精子症という言葉ですが、
また、
この場合は陰嚢から精子を採取し顕微授精(ICSI)
●無精液症
(精液が認められない状態)
またタバコは精子形成に非常に悪い影響を与えるので、
禁煙すると劇的に改善するケースがよくみられます。
精液検査が3回続けて悪い場合には、
男性不妊外来では、
これらの結果から、
【男性不妊で治療希望の皆様へ】
不妊の改善を始めるときに、検査で原因を特定する必要があります。
精巣静脈瘤のように原因がわかる場合、
残念ながら、精子の数を増やす薬はありません。それなら、
鍼灸は、良い精子をつくる治療方法の一つです。
お悩みの方、