不妊症は特別な人だけに起こることではありません。

冷え性が続いたり、ホルモンのちょっとした乱れで起こります。

 
次の項目をチェックし、あてはまるものがあるということは不妊症予備軍の可能性もあるので、早めの受診が必要な場合もあります。

【不妊症予備軍の可能性がある】

☐月経がない月もある
☐月経の周期が40日以上あく
 
☐強い痛みの月経痛がある
☐運動不足だ
☐睡眠時間が極端に短い
☐冷え性である
☐35歳以上である
☐毎日のようにお酒を飲んでいる
☐喫煙者だ
☐かなりハードなダイエットをしたことがある
☐太りすぎといわれる
☐痩せすぎといわれる
☐ストレスが多い
☐性感染症にかかったことがある
☐子宮や卵巣の病気といわれたことがある
 

~「この検査は何のため?」疑問を解消して、納得のいく治療を受けましょう~

いよいよ病院に行ってみようと思っても、初めての不妊外来受診は心配ですよね?

どんなクリニックに行ったら良いのでしょうか?

どのタイミングで受診すればいいのでしょう。

初めての診察では何をするのでしょうか?

男性不妊外来を受診する場合には情報が少ないため、もっと心配かもしれませんね。

あまり色々と考え過ぎず、受診してみましょう。

二人で悩んでいた時より、ずっと明るい未来が見えてきますよ。

~クリニックの選び方とつきあい方~

赤ちゃんを授かりたいと思ってから、どのくらいで受診すればよいのでしょうか?

最近では不妊と判断する目安を1年とするのが主流です。

年齢を重ねれば、確実に妊娠はしづらくなるので、不妊の治療が早ければ早いほど、妊娠しやすくなるともいえます。

1年以上妊娠しなければ、できるだけ早く診察を受け治療を始めたいものです。

不妊の改善の成功への第一歩は自分に合ったクリニック選びがカギ~

本格的に不妊の改善を始めるとなると、時間や費用もかかることも多く、精神的負担も大きくなります。

受診したい病院が見つかったら、ホームページをチェックしたり、電話で問い合わせるなどして、納得がいくまで十分にリサーチしましょう。

不妊症は女性と男性、それぞれに原因がある場合も多いので、同じところで検査や治療ができたり相談ができる病院を選ぶのがおすすめです。

【病院選びのポイント】
〇不妊症専門医が常勤している
〇不妊の改善専門、または不妊外来を毎日受け付けている
〇近所にあるなど通院しやすい
〇X線撮影、手術の設備が整っている(または提携する病院がある)
〇子宮卵管造影検査ができる
〇精液検査や男性不妊の改善ができる(または提携する病院がある)
〇院内やドクターの雰囲気が明るい
〇カウンセラーがよく聞いてくれる
〇スタッフの対応が良い
〇基礎体温表をもとにしっかりと診てくれる
〇検査結果や質問にしっかり説明してくれる
〇料金が明瞭だ

不妊の改善は妊活において有効な手段ですが「それだけやれば妊娠できる」というものではありません。

 

時々見られるのが、自然妊娠できる可能性があるのに、妊娠するまでの過程を病院任せにしすぎている人。

どんなにお金をかけて治療を受けていても、不摂生な生活やセックスレス、ストレスフルな状態では妊娠は困難です。

検査はひとつの目安、ツールであって絶対ではない。 

人間の身体は自分で治せる、自然治癒というものがあります。

「私は病院に行かないと妊娠できない」と思い込むのではなく、治療を続けながらも、自然妊娠をする方法も模索しましょう。