~不妊は夫婦で共に治療するという意識を~

不妊原因の多くは、女性に問題があると考えられがちですが、現在ではその原因の男女比はほぼ半々と考えられています。

その事実をしっかりと受け止めて、男性には「女性と一緒に治療して不妊を乗り越えていく」という意識を、ぜひ持っていただきたいと思います。

男性側の検査については後ほど詳しく説明しますが、まず男性が診察を受けたいと思ったら泌尿器科を受診するか、もしくは女性が不妊外来を受診する際に、同行すると良いでしょう。

もし男性の受診が難しいようなら、女性が精子を持参しても構いません。

ただしその場合は、自宅で精液を採取して、体温程度に保ったまま持参し、採取後2時間の間に検査を受ける必要があります。

~初診のタイミングはいつでもOK~

初めて病院に行くのはいつでも構いません。

「月経が終わりきった頃がベスト」「初診は生理3日目に」など色々な情報があって迷う人もいるかと思いますが、この時期でないとダメということはありません。

人気のクリニックであれば、予約をとるだけで大変というところもあるので、不妊について相談したいと思い立ったら、まずは初診の予約を入れてしまいましょう。

初診まで日にちがあるようであれば、基礎体温をつけておくと良いでしょう。

もちろんずっと基礎体温を測っている人はこれまでの基礎体温表を持っていってください。

ただしこれも必ずなければいけないというわけではないので「基礎体温をつけてないから診察は難しい?」と不安に思うことは全くありません。

ただし月経不順がある人は、できればここ数ヵ月間の月経開始日をメモして持参するのがよいでしょう。

またすでに他のクリニックにかかったことがあるという人は、紹介状やこれまでに受けた検査の結果や治療をメモしておき、診察の際に医師に伝えてください。

~初診日が生理日でも臆せずに~

もし予約を入れた初診日に生理がきても臆せず受診しましょう。

内診以外にもできる検査は色々あります。

「どの時期に受診するか」よりも大切なのは「思い立った時に(早いうちに)治療をスタートすること」です。

~月経痛が酷い場合や不安があれば診察を~

月経不順の人以外にも、月経痛が酷い人も早めに婦人科を受診した方が良いでしょう。

「月経痛は病気じゃない」とつい我慢してしまいがちですが、子宮内膜症や子宮腺筋症などの疑いも考えられますし、それが原因で不妊になっている人も少なくありません。

その他にも病気というほどではないものの、何か気になることやおかしいなと思うことがあるなら、迷わず婦人科に行きましょう。

~月経痛の原因は色々~

月経痛の主な原因

■子宮腺筋症
■子宮内膜症
■プロスタグランジンの分泌過多による子宮の強い収縮
■プロスタグランジンへの感受性が強い

月経痛は出産後に軽減することがあるので、不妊治療で妊娠すれば月経痛の悩みが解消する人も多くいます。