高知市薊野西町にあるトリアスプラスの戸田です。
 

毎日の入浴をシャワーだけで済ませていませんか?

 
シャワーだけでも、体が温まった様に感じ、
 
気分もスッキリしますが、体の芯まで温めるには、
 
入浴をおすすめします!!
 
 
 

入浴の効果とは?

 

・温熱作用で冷えを緩和

 
お風呂に浸かると血管が拡張し、
 
末梢まで血流が良くなるため、
 
体を芯から温めることができ、
 
手足の冷えが改善されます。
 
さらに、筋肉の緊張がほぐれるため、
 
腰痛や肩こり生理痛などの鎮静効果もあり、
 
動脈硬化の予防にもつながります。
 
新陣代謝を活発にしてくれるため、
 
老廃物や疲労物質の排泄を促し、
 
疲労回復してくれます。
 
 
 

・静水圧作用による血行促進

 
足に水圧がかかり、
 
足に溜まった血液が押し戻され、
 
心臓の働きを活発にし、
 
血液の循環を促進してくれます。
 
さらに、上半身にも水圧がかかり、
 
横隔膜が押し上げられるため、
 
呼吸の回数が増加して、
 
心肺機能が高まり、
 
血液循環が促進されます。
 
半身浴より全身浴のほうが効果が発揮されやすいです。
 
しかし、血流量が一気に増えて、
 
体に負担がかかりやすいため、
 
体調が悪い時や高血圧、心臓疾患のある人には、
 
半身浴がおすすめです。
 
無理なく自分の体調に合わせて、入浴しましょう。
 
 

・浮力作用でリラックス

 
湯船に体が沈んでいても、
 
浮力の作用は働きます。
 
水中での体重は、9分の1程度になるため、
 
関節や筋肉の緊張がゆるみ、気分もリラックスし、
 
心の緊張もほぐれやすくなります。
 
 
 

温まりやすい入浴法

 

①食後30分から1時間ほどあけてから入浴

 
食後は胃を中心とした消化器官に血液が流れます。
 
食べた直後に入浴すると、
 
消化器官付近に集まっていた、
 
血液が全身をめぐることになり、
 
活動が鈍って胃もたれや消化不良を起こしやすくなり、
 
体の負担になることもあるので、気をつけましょう。
 
 

②ぬるめのお湯でリラックス

 
39〜40度のぬるめのお湯は、
 
副交感神経が優位になり、
 
筋肉も緩みリラックス状態になります。
 
逆に、熱いお湯で入浴すると、
 
交感神経の働きが優位になり、
 
興奮状態になってしまい、
 
寝つきがわるくなりやすいので気をつけましょう。
 
 

③全身浴法

 
心臓から押し出された血液は、
 
約1分で全身を巡り心臓なら戻って行きます。
 
循環すると、血管は末梢まで流れ込み、
 
体の芯から温まっていきます。
 
半身浴より全身浴の方が血流が良くなり、
 
発汗量も多くなります。
 
肩までつかれるくらいたっぷりのお湯で、
 
5〜15分くらい浸かりましょう。
 
あくまでも目安なので、
 
自分の体調に合わせましょう。
 
全身浴は数分でも、効果が高いため、
 
お風呂が苦手な方にもおすすめです。
 
 

④水分補給

 
入浴中は250〜500mlもの汗が出るため、
 
失った水分を補わないと脱水症状になることがあります。
 
最低でもコップ一杯の水分は補給しましょう。
 
入浴前や入浴中でもいいです。
 
ジュースなどの糖分が高い水分は、
 
胃で消化することに吸収する時間がかかるため、
 
水やお茶や炭酸水などがおすすめです。
 
糖度を抑えたイオン飲料は、
 
体にすばやく吸収されるため、
 

脱水からの回復も早いです。

 
 
 
人は深部体温が低下すると、
 
眠くなる性質があります。
 
入浴から体温が下がるのは、
 
だいたい1〜1時間半ほどかかります。
 
入浴で体温を上げ、
 
就寝までに熱を放散しながら
 
体温を下げることで、眠気がスムーズに訪れ、
 
ぐっすり眠ることができます。
 
 
眠りが浅くなると、
 
寝てる間に出ている成長ホルモンをはじめ、
 
女性ホルモンや自律神経にかかわる
 
さまざまなホルモン分泌が減少し、
 
妊娠力の低下にも関わってきます。
 
湯船に浸かって良質な睡眠が取れるような
 
お風呂の習慣が妊活に大切です。
 
 
 
妊活のためだけではなく、
 
健康維持のためにも入浴の習慣をつけることを、
 
おすすめします!