こんにちは!
 
高知市薊野西町にあるトリアスプラスの戸田です。
 
私たちの体には、約60兆個もの細胞があり、
 
適切な食べ物(栄養素)を体内に供給することで、
 
細胞を生まれ変わらせようとします。
 
 
健康であるためには、その細胞一つ一つが正しく
 
機能しなければなりません。
 
 
では、具体的にどのような栄養素が妊娠体質に
 
繋がりやすいのでしょうか?
 
 

妊娠体質をつくる代表的な栄養素

①たんぱく質

 
体の土台となる基本の栄養素で、
 
皮膚や髪の毛、爪、骨や血管、内臓、酵素やホルモンなど
 
を作っている生命維持にかかせない材の一つです。
 
妊娠中は浮腫みやすくなりますが、
 
その原因の一つがタンパク質の一種である
 
アルブミンにあります。
 
 
血管内の水をスポンジのように吸い取る働きをしている
 
アルブミンが減ってしまうと、血管外に水が漏れ、
 
水分が増えることで浮腫みやすくなります。
 
 
アルブミン(タンパク質)は体の中で
 
ビタミンやミネラルなどの栄養素を
 
体のあちこちに運んでくれる働きがあります。
 
 
アルブミン(タンパク質)不足が起こると
 
いくらビタミンやミネラルなどのいい栄養を取り入れても、
 
必要とする場所に届けることができません
 
 
タンパク質は他の栄養素を運搬し、
 
働かせるためにも必要なのです。
 
 

タンパク質が不足すると、、、

 
・肌の潤いがなくなる
 
・骨や歯がもろくなる
 
・内臓や血管が衰える
 
・筋肉が衰える
 
・貧血になる
 
・細菌やウイルスに感染しやすくなる
 
などの不調がでやすくなります。
 
 
タンパク質は、
 
神経伝達物質のおおもとの材料でもあり、
 
精神の安定にも不可欠な栄養素です。
 
 
タンパク質は毎日体から一定量消費されているので、
 
食事で供給し続けなければなりません。
 
 
タンパク質は食いだめができず、
 
朝昼晩、こまめに摂取する必要があります。
 
ですから、基本的にはたくさんとっても大丈夫です。
 

・一日に摂取した方がいい目安

 
妊娠前の人  体重1kgあたり1〜1.5g
 
妊娠中の人          1.5〜2g
 
例:具体的に体重50kgの人の場合
 
妊娠前 50〜75g      妊娠中 75〜100g
 
妊娠体質を作るためには、
 
体重当たりの必要量のタンパク質を
 
摂ることをおすすめします。
 

タンパク質を多く含む食材

 
肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品
(牛・豚もも肉、アジ、イワシ、ブリ、本マグロ赤身、
 サバ、カツオ、卵、プロセスチーズ、納豆、豆腐など)
 
 

タンパク質の取り方のコツ

 
・肉、魚、卵、豆類それぞれ
 手のひら一つ分(約100g)ずつ毎食こまめにとる
 
・動物性タンパク質と植物性タンパク質を一緒に摂る
 
・おやつでもタンパク質をとるようにする
 例:ノンフライナッツ、チーズ、ゆで卵、無糖ヨーグルトなど
  
 
動物性タンパク質の方が圧倒的に吸収率が高いため、
 植物性と比べ効率的に摂取できるため、
 積極的にとりましょう。